LoveLoveLove【オマケあり】




「……ここ、揉みたい…」



「…変態っ!」





目を合わすと若干、にやりと笑ったかのように見えた。




「さくら限定で……」




そう言う彼は、さっきとは真逆にまっすぐ私の瞳を据えた。一瞬たりともブレたりしない。





「……………」



「意味、分かってる……?」





すると、次第に彼の整った顔が近づいてきた。

 

「好きだよ……さくら…」



そっと唇に触れた。

瞳から一滴の涙が零れ落ちる。

 

 

 

 
< 3 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop