LoveLoveLove【オマケあり】
大翔は、私の手を取るとニコニコと待っている。
なんだか急に恥ずかしくなってきた。
そもそも愛の告白って何言えばいいの?好き……とか?
なかなか言えずに口ごもってるのを見兼ねて、さりげなくフォローする。
「じゃあ、俺を好きになったきっかけとかは?」
「きっかけ……。あっうん。かっこいいし優しいなとか思ってて。なんか気づいたら目で追いかけてて。話しかけてきてくれて嬉しいとか思ってたけど、私なんか興味ないんだろうななんて……うわ、なにこれすごい恥ずかしい///」
なんも返答がないのが不安になって、大翔を見ると口元を手の甲で隠し、私と同じように頬を赤く染めていた。
「やべー」
「聞いてるこっちが恥ずかしくなってくるわ」