子猫と私の恋物語
・・・あと一時間で明日か・・・。
あと30分。
10分。
10秒、9秒、・・・・・・
3,2,1・・・・・・
ボンッ!!!
12:00きっかりになった瞬間、突然何かが爆発するような音がして・・・・・・
・・・・・・俺の体は、人間に戻っていた。
というか、猫から人間になっても服はちゃんと着てるんだな。
って、そんなことじゃなくて!!
「マジかよ・・・。この呪い、一日限り?」
そんなことを考えていた俺は、ここが佐々木ん家だったことを思い出した。
「やべっ!!」
このままじゃ、俺、家宅侵入罪で逮捕されるんじゃ・・・・・・。
・・・とりあえず、俺ん家帰るか・・・。