林檎姫は恋をした。


もしかしてもう…殺された?

いやいやそんなはずがない。俺より早いわけなんて

するとサァ…と風が吹いた
なぜ、風が吹くんだ?どこも開いてないはずなのに……

ふっと、振り返ると扉が少し開いてるのに気づいた

まさか、あの話が聞こえて逃げれたのか?

……けど、今はそれを祈るしかない


「姫………どうかご無事で……」


俺は小さく呟いた……

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