林檎姫は恋をした。


「当分、林檎は我慢ね……」



なんて、呟いた。


いつか、食べれる日がくると信じて。


……………もう、空はオレンジ色で


風も冷たくなってきた。




< 42 / 103 >

この作品をシェア

pagetop