林檎姫は恋をした。



………あれから泣きつかれ、

眠りについた。


けど、やっぱり寝れなくて、どこか朝がこない


…………彼は短剣を自分の胸に刺して死んでいたらしい。


多分、その短剣は私を殺すためのものだったのだろう


(………………どうかあのときに……


 戻れればいいのに…………)




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