林檎姫は恋をした。



…………知っている、戻れないことなんて。


けど、悲しくて仕方なくて。


もういっそ、私が死にたい。


そしたらこんな残酷な運命も何もかも


知らずに死ねたのに……。



私は少し涙を流して、

眠りについた……。



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