俺様ヤンキーは優しい幼馴染でした。
ベランダに出て空を見上げる
今日は空気が澄んでいるのか
星がいつもよりも見える気がする。
星に見とれていると
「こんばんは」
・・・なんだか声がした。
「きゃぁぁぁああああ!!」
あまりにも驚きすぎて腰を抜かしてしまった。
「・・・・だ・・だれですか。」
恐る恐る聞いてみると
「はじめまして、隣に引っ越してきた者です。」
__自己紹介をされた。
「あっ、あはは、なんだ。びっくりした・・・。これからよろしくお願いします!」
深々と頭を下げた。
「星、きれいっすね」
彼は星を指差してニコッと笑ったのがわかった
灯を消しているからはっきりとは見えない。
だけど・・・だれかに似てる?そんな気がする。
「はい、そうですね。」
私はそんな素っ気ない態度をとってしまい
部屋に戻ってしまった。