俺様ヤンキーは優しい幼馴染でした。
「柊。どうしたの?」



「な・・・なぁ。こんなことってあるのか」



柊は膝をガクガクと震わせながら
こちらを見ていた

その姿があまりにも不気味すぎて




「ぷっ、だからどうしたの?」

「1-A・・・の最後の・・名前見ろ」


・ 

村上俊也
持田拓
"八神煌"




そこにはあるはずのない名前が載っていた。
そんなことあるはずない。

私は手に持っていたスクールバッグをてから離していた







「きっと、これは同姓同名の人だよ。
はやく、教室に行こう」




いままでどれだけ期待して絶望したか。
期待した分だけショックは大きいから・・・







私は今もまだ膝の震えの止まらない柊を
肩に手をやり支えながら教室に向かった。
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