俺様ヤンキーは優しい幼馴染でした。
「なぁー、いい加減離してくんねーかな」


煌は眉毛をへの字に曲げ困った表情をする。
その時、今置かれている状況に気がついた。




なぜだか、わからないけど煌の袖口をつかんでいたのだ。








つい、恥ずかしくて顔をうつむかせ
顔が火照るのを感じながら目を逸らす



「…ご、ごめん。」
「お前、幼稚園児かよ。
身長もちっせーしお似合いだな」


そうからかって隣で爆笑している
心がムカムカときたけど何処か憎めない感じ…




「ほら、学校少しだからさ。いくぞ。」




そう言って私の手を強引掴み
ダッシュで一緒に校門をくぐった。



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