俺様ヤンキーは優しい幼馴染でした。
校庭にはすでに大型バスがとまっていた


バスの席順はあらかじめきまっていて私は星来と一緒に乗り
煌は柊と私たちの反対側にのった



バスの中は一気に騒がしくなり、その場のノリでカラオケ大会が始まった

次々にマイクが前から後ろに回されていく





どうしよう…

私、歌えないよ……






私があたふたしていると、煌が柊と一緒に歌っていた。

みんなも煌と柊の歌に合わせて手拍子をしとても盛り上がった
曲はラップ中心のアップテンポな曲で


初めて聞く煌の低い声がバスの中に響く




聞き惚れているうちにマイクが私たちの方へと回ってきた

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