嘘の愛を口にする【完】


陸がテレビを見て数分後


やっとご飯ができた


「陸ー、ご飯出来たよ?」


「うん、たべう」


たべうと言うほどだから、まだ脳は寝ているのだろう


「ふふ」


でも可愛い


「マーマ、パーパは?」


「まだ寝かせてあげよ、帰ってきたの遅かったからね!」


「んー、ちょうだね」


陸はめをこすりながらイスに座ると小さなパンをかじりはじめた。

< 15 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop