嘘の愛を口にする【完】

「そっか」

弘樹はそれだけ言うとご飯を食べ始めた。

10分くらいしてから陸と弘樹は同時に食べ終わった。

陸の幼稚園の支度をして

弘樹のネクタイをいつものように結び

二人を玄関で送り出したら

家の事をし始める。

いつもと変わらない毎日

幸せなのか

そうでないのか

さっぱりわからない


これでいいのだろうか


弘樹は、あたしといて幸せなのだろうか


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