ちっぽけな奇跡のはなし



夜、窓から見えた月を見つめる。


「今日はどうしたんだろう」

何かあったんだろうか


不吉なことが思い浮かぶ。


「考えても仕方ないよね。
明後日、会ったら今日のこと謝っておこう」


月を見つめながら、そう呟いた。




< 114 / 178 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop