ちっぽけな奇跡のはなし



「久しぶりだな。
お前がここに来るなんてどうしたんだよ」


望月健太。


高校1年生のとき、同じクラスで
好きだった。


「いやー、たまたま通ってね。
少し話したいこともあったから!」


少し下手な芝居をうちつつも、

近くの公園で話そうと、誘うことに成功した。





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