幼なじみと秘密の時間
和弥side



ホームルームに、深い眠りについてしまって、
起きたら、蘭が教室にはいなかった。



『あれ?どこ行った??』



オレは不思議に思いつつ、友達と話をしている
高須に話かけた。



「高須、蘭は?」



「あー。何か呼び出しくらって。
あっ、ヤバい!
言っちゃまずかったかな…」



「誰に?」



オレは、無意識に低い声になっていた。



「…何か先輩…?」



「先輩?」



「蘭なら、向こうの空き教室に入っていくの

見たよー」




側にいた、女がオレに言った。



何か、嫌な予感がした。



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