幼なじみと秘密の時間
まだ肌寒い屋上は、風が通る。


そんな中、乱れた胸元に風が当たる。



でも和弥の舌が、胸元を癒やすうちに
寒いのも忘れてしまった。



「あっ……」



つい、甘い声が漏れてしまう…。



和弥に数え切れない程、抱かれたけど
屋外でというのは初めてだった。



「か…ず…や…この…先は…ヤバいって…」



必死に訴えるも、和弥の手は止まらない。




「あぁ……」




いつ誰が来るかわからないドキドキ感が
快感に変わると、何も考えられなくなって
しまった。



「蘭…愛してるよ」




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