幼なじみと秘密の時間
放課後、私は和弥と電車に乗っていると
ふと、電車の広告に目をやる。



「うわっ!!」



「どーした?」



「見て!あれー」



「すげーなー広告って…」



電車の広告にmilkのポスターが貼ってあって
雑誌同様、私と舞の写真がデッカくなっていた。



「おっきーい!」



私がまじまじと見ていると、前に座っていた
女の子2人組が、ポスターと私の顔を
驚いた顔で、見比べている。



「え?うそ?」



「本人じゃない?」




コソコソ話をしている。



 

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