幼なじみと秘密の時間
和弥の心配をよそに、『新人読者モデル!
デビューいきなり表紙を飾る』と
次の日、大きなニュースになった。



私たちは、編集部に呼ばれ表紙になった
経緯とこれからの仕事の内容を聞いた。



「これから、忙しくなるねー」



「そーだね。和弥が、いつキレるか…。

ちょっと恐いな」



「有り得るねー辞めさせられないよーに?」



「奏斗くんは、何て言ってるの?」



「あー奏斗は平気!むしろ、稼いでこい!って

感じ」



「そーだよね…」




私は、和弥に文句を言われないように、
上手くならなきゃなと思っていた。




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