幼なじみと秘密の時間
和弥side



今日は成人式!


予定時間を過ぎても、全く美容室から
出てこない、蘭と高須。




「あーもう、待ちくたびれた」




オレのガマンも限界にきて、苛立っていると
奏斗が苦笑いして、こっちを見てくる。





「まぁーわかるけどさ。今日は、女の一大イベン

トってくらい、重要な日だから。


待っててやろーぜ!」



オレは、さすが奏斗と思いながら
タバコに火をつけた。






そーゆーオレらも、今日は袴でバッチリ
決めてきた!




っても、蘭と高須に袴着て~と、しつこく
言われたってのあるけど…。



めったに着る機会ないし、なかなか気に入った。





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