幼なじみと秘密の時間
「何よ!あの子と付き合うんでしょう?
だったら、私に相手させなくてもいいじゃん!」
「蘭、お前ヤキモチ?」
「違う!そんなんじゃない」
「あん時、付き合ってもいいなって思ったけど
やっぱやめる」
「え?なんで…?」
私は理解不能………。。
「その時、楽しいとか可愛いとか思っても
家に帰ってきちゃうと、それが一気に冷めるんだよなぁ」
「何で??」
「何でだと思う?」
和弥は、今まで真剣な顔をして話をしてたかと
思えば、ニヤッとこっちを見て私に近付いてきた。
嫌な予感がして、後ろに下がっても
あっという間に壁が待っていた。