幼なじみと秘密の時間
どのくらい、抱き締められてたかな。
私が息も出来ないくらい、ひたすら抱き締められた。
しーんとした部屋の中、春のそよ風だけが
聞こえた。
「和弥………??」
私の言葉に反応して、ゆっくりと和弥は
離れた。
次の瞬間、フッと反転させられて
ゆっくりとベッドに寝かされた。
和弥は、やさしくおでこを撫でながら
私を見つめる。
そんな真剣な顔に、私は和弥から目を離せない。
「蘭…マジ可愛いな」
ゆっくりと顔が近付けてきて、キスを落とす。
やさしくて甘いキスに、すぐに身体がとろけて
しまう。
そのまま、和弥のストレスを発散させるかの
様に、激しく抱かれた。