幼なじみと秘密の時間
ベッドの中で目を開けると、和弥にぎゅっと
抱き締められていた。
「蘭、こっち向いて…」
「ん?」
私は、ゆっくりと和弥の方に向きを変えた。
ベッドの中で、ギュッと抱き締められるのは
本当に好き。
和弥に、本当に愛されていると思ってしまう。
でもその気持ちを、すぐに心の奥に
しまい込んだ。
早くこの関係をハッキリさせなきゃ。
祐希に言えないこんな関係なんて、
絶対にダメなのに。
でも、全身の力が抜けてしまい
そのまま私たちは、眠りについてしまった。
目をつぶりながら、あの日を思い出す…。
まだ幼かった、中1の夏前…。
私はいつもの様に、和弥の部屋でマンガを
読んでくつろいでいた。
抱き締められていた。
「蘭、こっち向いて…」
「ん?」
私は、ゆっくりと和弥の方に向きを変えた。
ベッドの中で、ギュッと抱き締められるのは
本当に好き。
和弥に、本当に愛されていると思ってしまう。
でもその気持ちを、すぐに心の奥に
しまい込んだ。
早くこの関係をハッキリさせなきゃ。
祐希に言えないこんな関係なんて、
絶対にダメなのに。
でも、全身の力が抜けてしまい
そのまま私たちは、眠りについてしまった。
目をつぶりながら、あの日を思い出す…。
まだ幼かった、中1の夏前…。
私はいつもの様に、和弥の部屋でマンガを
読んでくつろいでいた。