幼なじみと秘密の時間
「もう…いやーーー痛いーーー」


「蘭!ガンバれ!!」


「おっ!5分になった。電話電話!!」


励ます和弥にかなり冷静なお母さん。



やっと、病院に行きます!



そこから、あっという間に分娩台の上。



「はい、頭出てきてるよ~」


先生もかなり冷静…


「うーーーーん…痛い痛い痛い!!!」


「しゃべらなくていいから。

はい、力入れて~」


「どーやって?痛い~」



キレそうな私を和弥が必死に励ましてくれた。


お茶を飲ませてくれて、汗を拭いてくれて…



こんな和弥は初めてだ!



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