幼なじみと秘密の時間
ってことは、私のことがスキでキスした訳じゃ
ないってことだよね…?


私は部屋に戻るとベッドに座って
考え込んでいた…。


『うーん、どーして?』
考えても答えが出ることもなく…。



朝になっていた………。



朝か…。
私はゆっくりと起き上がり、体を伸ばした。



『よし、何もなかったことにしよう』



今の私にはそれしか思い付かなかった。


私は学校の準備をして、ご飯を食べて玄関を出た。


「いってきまーす!」



家を出ると、和弥が座り込んで
私を待っていた。


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