幼なじみと秘密の時間
その後、私は祐希の夏の大会を応援に行った。
和弥を誘ってみたけど、行かないって
言われて、舞と応援に行った。



「すごいね、祐希くんカッコ良かった!」


「うん!びっくりしたよ」


「蘭、どーするの?」


「返事?付き合ってみようかな」


「そっか」



その帰り道、私は祐希お付き合うことに決めた。
祐希に話すと、今日勝ったよりもうれしー!と
言ってくれて、私も素直にうれしかった。


和弥は相変わらず機嫌が悪く、たまにケンカをして帰ってくるようになった。

血だらけの顔を見て、泣きそうになっていたら、突然抱き締められ、そのまま無理矢理抱かれてしまった…。



「何でケンカしたの?」


「イライラしたから」


「何で、私を抱いたの?」


「っそれは………」



和弥は言おうとしたことを飲み込んだ。
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