幼なじみと秘密の時間
和弥の部屋で、抱き締められていたけど
私は口を開いた。


「私、祐希と付き合うことにしたの。
ってこんなことした後に言うのも変だけど。
言うタイミング逃しちゃって…」


「そっか…」


「それだけ?他に何もないの?」


「他にない?って?
オレに何て言って欲しいわけ?」



さらに、機嫌が悪くなる和弥に
私はさらに言った。


「じゃあ言うけど、和弥は何で私とキスしたり抱いたりするの?
私のこと、好きな訳じゃないんでしょ?」


そう言うと、和弥は悲しそうな目をしたが
そのあとは、今までにない冷たい表情で
私に言った。


「お前だって、オレのせいにするけど
結局流されて、受け入れてんじゃん!!」


「それは…」


「だからお互い様だろ。いいじゃん、
身体が求め合ってるんだから」



私は何も言えなくなった…。


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