幼なじみと秘密の時間
和弥は私達の姿を見て、目を見開いて
固まっていた。
しばらくして、悲しそうな顔に変わった。
そんな和弥の様子に、私は全く気付いて
いなかった。。
祐希は普段の3倍で私に迫ってきた。
それは、普段の祐希の姿ではなかった。
だから祐希のキスが心地良く、私も積極的に
甘いキスを続けた。
和弥が、見ているとは知らずに…。
そこに、誰かが和弥の後ろから個室を出ようと
した。
すっかり抜け殻の様に立っていた和弥は、
その場に座り込んだ。
祐希と私のキスシーンを目撃した男子は
個室に逆戻りして叫ぶ!!
「大変だ!祐希と蘭ちゃんがキスしてるぞ!」