おくすりのじかん
これって手をつないでいいってこと?
私は鼻血が出そうになるくらいの興奮を抑えて
凜太郎の細い指たちを握る。
この繊細な指・・・・・・
そして恐ろしいくらいしっとりとしてて
反対に恥ずかしくなるくらいだった。
向こう側から来た 女性グループが私たちを見てる。
「カップルだと思われない?」
私と何かそう思われたら 凜太郎に悪いなって
「思われるでしょ 手つないでるんだから」
「何かごめんね」
「ほんとだよ。
困った祥子さんだよ。あのまま任せてたら
今頃泣いてたよ」
「だってまさか一気に切るとは・・・・・」
「おかげですごいイメチェンだけどね」
「似合ってる私?」
恐る恐る尋ねる。
だってさっき見た自分は 全然違う自分だったから
「あのさ 誰がやったと思ってんの?
俺が祥子さん綺麗にして 間違ったことあった?」
「いえ・・・ないです・・・・
全部凜太郎くんのおかげです」
「でしょ?だから胸張って
猫背とか俺嫌いだから 堂々として
祥子さん改造計画の最終章にちょっと早いけど突入」
最終章!?
私は鼻血が出そうになるくらいの興奮を抑えて
凜太郎の細い指たちを握る。
この繊細な指・・・・・・
そして恐ろしいくらいしっとりとしてて
反対に恥ずかしくなるくらいだった。
向こう側から来た 女性グループが私たちを見てる。
「カップルだと思われない?」
私と何かそう思われたら 凜太郎に悪いなって
「思われるでしょ 手つないでるんだから」
「何かごめんね」
「ほんとだよ。
困った祥子さんだよ。あのまま任せてたら
今頃泣いてたよ」
「だってまさか一気に切るとは・・・・・」
「おかげですごいイメチェンだけどね」
「似合ってる私?」
恐る恐る尋ねる。
だってさっき見た自分は 全然違う自分だったから
「あのさ 誰がやったと思ってんの?
俺が祥子さん綺麗にして 間違ったことあった?」
「いえ・・・ないです・・・・
全部凜太郎くんのおかげです」
「でしょ?だから胸張って
猫背とか俺嫌いだから 堂々として
祥子さん改造計画の最終章にちょっと早いけど突入」
最終章!?