おくすりのじかん
「しょ………」
言いかけた口を 手でふさいだ。
「契約外だと思うけど……お願い……
凜太郎に女にしてもらいたいの………こんな
私がずうずうしいこと お願いしてるのよくわかってる」
凛太郎にしがみついた。
「最後まで責任持って仕事して………
私に最大の自信を持たせて……終わりにして……」
「大切なものだよ?いいの?」
私は凜太郎の胸の中で何度もうなずいた。
「もうこんなこと言って
恥ずかしくて死にそうだけど……凜太郎に女にしてもらいたい」
「祥子さん……」
「ヤダって言わないで……こんなこと言って
拒否されたら恥ずかしくてもう二度と顔も見られない……」
その失敗だけは絶対に避けたかった。
「男の人って好きじゃない人とだってできるんでしょ?
それでいいから……」
私は必死だった。
私は凜太郎を愛しているんだ・・・・・・
この想いは決して 口には出せないけれど
応援するって
最高の笑顔をもらったから
だけどだけど
一生に一度だけの 私の大切なものを
愛する人に捧げたい・・・・・・・。
言いかけた口を 手でふさいだ。
「契約外だと思うけど……お願い……
凜太郎に女にしてもらいたいの………こんな
私がずうずうしいこと お願いしてるのよくわかってる」
凛太郎にしがみついた。
「最後まで責任持って仕事して………
私に最大の自信を持たせて……終わりにして……」
「大切なものだよ?いいの?」
私は凜太郎の胸の中で何度もうなずいた。
「もうこんなこと言って
恥ずかしくて死にそうだけど……凜太郎に女にしてもらいたい」
「祥子さん……」
「ヤダって言わないで……こんなこと言って
拒否されたら恥ずかしくてもう二度と顔も見られない……」
その失敗だけは絶対に避けたかった。
「男の人って好きじゃない人とだってできるんでしょ?
それでいいから……」
私は必死だった。
私は凜太郎を愛しているんだ・・・・・・
この想いは決して 口には出せないけれど
応援するって
最高の笑顔をもらったから
だけどだけど
一生に一度だけの 私の大切なものを
愛する人に捧げたい・・・・・・・。