おくすりのじかん
正也の両親は美男美女だった。


私の両親は・・・・・
その遺伝を一身に受けついだ私を見たら納得



「おとうさんってさ何で正也のおとうさんと
仲良しなの?全然違うタイプでしょ?」


「ん 竜ちゃんか?
竜ちゃんにはよく助けられたな」


うちのおとうさんはいじめられていた様子

正也のおとうさんはめちゃめちゃつっぱってて
だけどなぜかウチのおとうさんのこと気にいってて
いつの間にか親友になってたとか


いじめられてたって聞いた時
やっぱ


私の人生はおとうさん譲りだと確信した。



小中高

なぜか大学さえも 私たちは一緒だった。




そしてその長い年月


私の片想いは 継続されていく・・・・・・・



決して報われない正也への恋心


幸いなことに正也は 彼女を作らなかった。



小説なら私とだって恋できるはずなのに


全く見向きもされず ただ隣の幼馴染として扱われ続けてきた。
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