おくすりのじかん
間違いなく私より年下と思われるまだ
少年のようなあどけなさに・・・・・・


飛び起きて確認する。



だってだって・・・・私だってまだ・・・・・
処女だし~~~~~~


いつ着替えたんだろ

いつものスウェット姿で


ってことは この少年は
タオルケットを恐る恐る開けてみる


私は口を押えた。



パ・・・・・パンツ一丁・・・・・・



正也以外の男と話たことも 触れ合ったこともない


なのに・・・・・


テーブルにはいつ飲んだのか
缶ビールが転がっていて



まさか 未成年者に私・・・・・・・



「犯罪!?」


訴えられたら・・・・・笑いものじゃん!!!



背筋を冷たい風がスーッと流れていった。



この子・・・・・・誰?


「思い出せない・・・・・」


奈落の底に突き落とされて 居酒屋というところで
たくさんビールを飲んで

最初は美味しくなかったけど
だんだん美味しいと感じるようになって・・・・・


必死に昨日の記憶をたぐりよせる。
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