おくすりのじかん
何という至近距離!!!!

顔が爆発しそうになってる~~~~~


「凜太郎って呼んで」


慌てて目をそらす。
心臓がドクンドクンと鳴って
凜太郎に気づかれてしまいそうだった。


「はい?」


吸い込まれそう・・・・・・・


「り・・・りん・・・たろう・・・・」


頭の上から湯気が出るような



「よくできました~
祥子さんの治療はもうスタートしてるからね
ちゃんと俺の言うこと聞いてよ」


「や だから それはいいんだって」


「よくない!!!
俺 途中で投げ出すの嫌いなんだ」



すっかり凜太郎のペースだった。

「あの あの・・・・ちょっともう離して・・・」


この至近距離は私の心を激しくかき乱す。

「え?これも治療だって言ったでしょ。」


「ダメだよ 私 こういうこと慣れてないし」


「大丈夫 大丈夫 これからもっともっと
厳しい治療が始まるから……」


私の目をまっすぐに見つめる凜太郎


勘弁して もうぶっ倒れそう・・・・・・・
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