海の底に眠っている真実



気まずかったので自分から口を開いた。


「あのさぁ…臨海の時、あたし中谷に……こっ告白……したでしょ…」


「………」

「それで…返事が知りたいなぁー……と思って…」


「………」


「そっか……こんなに図々しい女なんて嫌いだよねぇ……」


すると中谷はいきなり凄い形相で、


「お前は何も覚えていないのか……?」


いきなり意味深な事を言ってきたので、あたしはワケが分からなくなった。


「えっ……何もって?」



「っつ………」

中谷は少し寂しげな悲しそうな顔をして戻ってしまった。



< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

1日だけのデート

総文字数/804

恋愛(その他)4ページ

表紙を見る
恋色

総文字数/767

詩・短歌・俳句・川柳10ページ

表紙を見る
私は、ストーカー

総文字数/2,221

その他10ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop