私立聖星魔法学園
第二章 〜ようこそ聖星魔法学園へ〜
いざ、学園へ!
目の前に広がっていたのは、よく魔法に関する本などで見る空飛ぶ箒から今まで見たこともないものが飛び交う不思議な世界だった
「こ、ここが魔法の世界・・・?」
「スゲェ・・・」
思わず感嘆の声を漏らすと聖夜は嬉しそうに笑った
「どうですか?この世界は」
「いやもうスゴイとしか言いようがないんだけど・・・」
「・・・俺も」
ただただ驚くばかりのあたしたちの前に聖夜は立つと地面に大きな布を敷きはじめた
「なにやってんの?」
「今からこの絨毯に乗って学園へ向かうので、その準備です」
「絨毯って・・・魔法の絨毯!!?」
あたしの言葉に大介も驚く
「魔法の絨毯ってあれだろ!?ディ○ニーのアニメに出てくるあれだろ!!?」
「あんた、そういうメルヘンな知識は詳しいのね・・・」
「なんだと!?」
そんなことを言っているうちに
「準備できました!荷物を乗せて二人も座ってください」
聖夜が大介の荷物を二つ運びながら言った
そして荷物を全て乗せ、自分たちも絨毯の上に座る
「それでは街を見たいとは思いますが、今日は学園に直行しますね」
そう言って指を鳴らすと座っている絨毯がフワリと浮かんだ
「わあぁ!」
「ほ、ホントに浮かんでやがる!」
二人で興奮してると「あ、そういえば」と聖夜が振り向き
「二人は乗り物酔いとかはしませんか?」
「あたしは大丈夫だけど、大介も平気だよね?」
「ああ、俺も平気だぞ!」
「それなら安心です。ちょっとスピードだして行くので車酔いしやすい人は酔っちゃうんですよねぇ」
微笑みながらまた前に向き直るとなにかの呪文を唱えると絨毯が進みだした
「しっかりつかまっててくださいね。少し揺れますから」
聖夜の言葉通り絨毯の布を掴む
聖夜はそれを確認すると
「それでは、行きますよ!」
言った瞬間、ゴウッ!!という風の音と共に絨毯は新幹線並みの速さで急発進した
あまりのスピードに目を開けていられないほどだ
そのとき聖夜の言葉を思い出す
『ちょっとスピードを出していくので』
『少し揺れますから』
(これの・・・・・)
依然として猛スピードで進むなか、叫ばずにはいられなかった
「これのどこがちょっとだあぁぁあ!!!!!」
しかしこの叫びも虚しく風と共に消えていった
「こ、ここが魔法の世界・・・?」
「スゲェ・・・」
思わず感嘆の声を漏らすと聖夜は嬉しそうに笑った
「どうですか?この世界は」
「いやもうスゴイとしか言いようがないんだけど・・・」
「・・・俺も」
ただただ驚くばかりのあたしたちの前に聖夜は立つと地面に大きな布を敷きはじめた
「なにやってんの?」
「今からこの絨毯に乗って学園へ向かうので、その準備です」
「絨毯って・・・魔法の絨毯!!?」
あたしの言葉に大介も驚く
「魔法の絨毯ってあれだろ!?ディ○ニーのアニメに出てくるあれだろ!!?」
「あんた、そういうメルヘンな知識は詳しいのね・・・」
「なんだと!?」
そんなことを言っているうちに
「準備できました!荷物を乗せて二人も座ってください」
聖夜が大介の荷物を二つ運びながら言った
そして荷物を全て乗せ、自分たちも絨毯の上に座る
「それでは街を見たいとは思いますが、今日は学園に直行しますね」
そう言って指を鳴らすと座っている絨毯がフワリと浮かんだ
「わあぁ!」
「ほ、ホントに浮かんでやがる!」
二人で興奮してると「あ、そういえば」と聖夜が振り向き
「二人は乗り物酔いとかはしませんか?」
「あたしは大丈夫だけど、大介も平気だよね?」
「ああ、俺も平気だぞ!」
「それなら安心です。ちょっとスピードだして行くので車酔いしやすい人は酔っちゃうんですよねぇ」
微笑みながらまた前に向き直るとなにかの呪文を唱えると絨毯が進みだした
「しっかりつかまっててくださいね。少し揺れますから」
聖夜の言葉通り絨毯の布を掴む
聖夜はそれを確認すると
「それでは、行きますよ!」
言った瞬間、ゴウッ!!という風の音と共に絨毯は新幹線並みの速さで急発進した
あまりのスピードに目を開けていられないほどだ
そのとき聖夜の言葉を思い出す
『ちょっとスピードを出していくので』
『少し揺れますから』
(これの・・・・・)
依然として猛スピードで進むなか、叫ばずにはいられなかった
「これのどこがちょっとだあぁぁあ!!!!!」
しかしこの叫びも虚しく風と共に消えていった