私立聖星魔法学園
「おい恵!」
呼ばれて振り返ると大介とミナが少し不安げな顔をしていた
「恵!お前どこの教室だった⁉︎」
「私たち同じ"第7教室"だったんだけど、恵は?」
「ホント⁉︎あたしも"第7教室"よかった〜2人と一緒だ〜!」
奇跡的にあたしたちは同じチームになれた
「それじゃ、さっさと移動しましょ」
「よっしゃ、早くいこーぜ!もう同じチームのメンバーがいるかもしれねーしな!」
「楽しみだねー」
これからどんなことが起こるのか、ここへ来た本当の目的を忘れてしまうくらい楽しみで、教室へと向かう足は軽かった