監禁ゲーム 1996〜2008
数分後、尾形を助けるかのように、アナウンスが流れた。

「ガガ…ガ…ザー……こんにちは、尾形さん。今から貴方には、ゲームをしてもらいます。」

機械音のアナウンス。

胡散臭い。

「……ゲーム?」

新たな混乱が、尾形に生まれた。
 
「貴方の周りにある鏡は計124枚。そのうち、3枚は鏡じゃありません。その3枚を見つけたら貴方の勝ちです。もし、見つけるのが遅ければ………」

"抹殺です………"

アナウンスが途切れた。
 
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