監禁ゲーム 1996〜2008
「D・マシェリエス。お前は今回の事件……いや、12年前の事件と関わっているな?」
柏木は慎重に聞いた。
「クックックッ……何も。……私とは無関係ですよ。」
「こっちは全てわかってんだ。正直に言え。」
「何も知らない私が、何を言えばいいのですか?」
笑いながら答えるマシェリエスに、柏木もあきれ、ため息を吐いた。
「……左手を確かめろ。時間の無駄だ。」
柏木がそう言うと、1人の捜査員が、マシェリエスの体を覆っている布を取った。
柏木は慎重に聞いた。
「クックックッ……何も。……私とは無関係ですよ。」
「こっちは全てわかってんだ。正直に言え。」
「何も知らない私が、何を言えばいいのですか?」
笑いながら答えるマシェリエスに、柏木もあきれ、ため息を吐いた。
「……左手を確かめろ。時間の無駄だ。」
柏木がそう言うと、1人の捜査員が、マシェリエスの体を覆っている布を取った。