監禁ゲーム 1996〜2008
「マシェリエスは、どうやって仲間を倉庫に呼んだか……貴方が柏木に言った言葉です。」
「はい、覚えてます。これは倉庫にいたもの以外、わかるはずがないです。また、真相を知るもの以外。」
「……貴方はそれを知っておきながら、なぜ柏木に?」
「柏木に証拠を与えたのです。いつしかバレる前に、殺すために。」
「正解ですね。きっと柏木は貴方が敵だと、うっすら気付いてたと思います。」
冷えた赤ワインをグラスに注いだ。
そのグラスを上に上げ、骸はジッと見つめた。
一体、何を考えていたのだろうか………
「はい、覚えてます。これは倉庫にいたもの以外、わかるはずがないです。また、真相を知るもの以外。」
「……貴方はそれを知っておきながら、なぜ柏木に?」
「柏木に証拠を与えたのです。いつしかバレる前に、殺すために。」
「正解ですね。きっと柏木は貴方が敵だと、うっすら気付いてたと思います。」
冷えた赤ワインをグラスに注いだ。
そのグラスを上に上げ、骸はジッと見つめた。
一体、何を考えていたのだろうか………