~D*A doll~
「…………へ?い、行くって?どこに?」
「倉庫。行くぞ」
いきなり龍翔に腕を掴まれて、グイッと引かれた。
「うわっ」
そのまま倒れそうになると、龍翔に抱き上げられた。
「え、え、え!?」
さっきからテンパって仕方ない。
「グダグダ言うな。落とすぞ?」
……そう言われれば大人しくするしか出来ない。
視界が高くなって、結構怖いけど、必死に龍翔に抱き着いて耐えた。
階段とか死ぬかと思った。