シリウスのかけら
だって、高木ってなんか、単細胞っぽいじゃん。
カッとなったら、なにしでかすやら。

「大丈夫だよ。ああ見えてもあいつは結構落ち着いてて、判断力もあるし」

そぉ〜お〜?

「あ、もしかして、二人とも、ボディーガードが俺だけじゃ不安だとか?」

「とんでもないっ!!」

あ、思いっ切り里乃とハモっちゃった。

「まあ、とにかく、二人とも気を抜かないようにね。一人で行動しない事。トイレ行くのも極力おさえて」

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