シリウスのかけら
まだ付いて来てるのかなぁ。細い道に入って来て、あんまり人がいなくなってきたけど。
「いいか、次を右に曲がったら、左手に鶴屋っていう、和菓子屋があるから、そこに入るんだ」
「了解」
鶴屋ね。
あ〜、新谷さんから指示が出る度、ドキドキするよぉ。
ここを、右。
鶴屋…鶴屋…。あっ、あった。
「さっ」
新谷さんに背中をそっと押された。
店にはお客様が三人。
そして、店員さんが二人。
「加賀さんっ」
「っ!新谷、こっちだっ」
「さぁ、入って」
「いいか、次を右に曲がったら、左手に鶴屋っていう、和菓子屋があるから、そこに入るんだ」
「了解」
鶴屋ね。
あ〜、新谷さんから指示が出る度、ドキドキするよぉ。
ここを、右。
鶴屋…鶴屋…。あっ、あった。
「さっ」
新谷さんに背中をそっと押された。
店にはお客様が三人。
そして、店員さんが二人。
「加賀さんっ」
「っ!新谷、こっちだっ」
「さぁ、入って」