シリウスのかけら
『そうですか。今日は、革新党の東郷平造さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。続きまして…』

画面が変わった。

「…」

「新谷さん…?」

カレーのスプーンが曲がりそうなぐらい、新谷さんの手がワナワナ震えてる。

「…あのやろぉ〜。な〜っにが、時間の問題だぁ〜?はっはっはっだぃ〜?ばっかやろぉ。柳沢一族をなめんじゃねぇぜっ。てめ〜の好きになんざぁ、させてたまるかっ。ずぅえってぇ〜、シリウスは渡さねぇからなっ」

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