シリウスのかけら
「うん、見よ見よ」

里乃はお守り袋を開いて、中のシリウスのかけらを取り出した。

「なんか、こないだより、光が弱くなってるような気がしない?」

「するする。やっぱ、あと、三日の寿命なんだろうね」

「うん…。涼子、シリウス絶対守ろうね」

「うん」

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