シリウスのかけら
ズルっ!

「うわぁっ!」

うそっ!踏み外したっ!落ちっ…!
…てない?

「こんな時に一人で遊ぶなよ」

「…ありがと」

後ろにいた高木が腕をぐっと掴んで引き上げてくれて落ちずにすんだ。

「ほら、行け」

「うん」

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