シリウスのかけら
「ああ、今から約、百五十年前にね」

「百五十年って言うとぉ…」

「幕末だよ」

「幕末っ!」

「そう。そして、それを偶然手に入れたのが、後の木戸孝允、桂小五郎だ」

「桂小五郎っ!!」

あ、里乃とハモっちゃった。
桂小五郎っていうと、長州出身で、明治の三傑の一人じゃん。しかも、若い時は結構カッコイイ人なんだよね。

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