シリウスのかけら
「それよりさぁ、どっから入るんだろ?この寺」

「この横の細い道、行ってみる?」

私たちは目的地の『寺』を捜し当てて、その横の細い道を塀越しに寺を横目で見ながら進んでみる。

「あっ!あったっ!」

「あった!あった!」

何があったかというと、それは、あの超美男子だったと名高い、新選組一番隊隊長、沖田総司さんのお墓。

< 7 / 265 >

この作品をシェア

pagetop