隣人
本編
汗ばむ私の体を愛しむように触れる男。
けしてこの男に心を許したわけじゃない。
ただ流されてみただけ。
人肌が恋しかったから。
初めて触れあうのに満たされる体は
翻弄され何度も高みへと誘われる。
「…あぁっ」
彼に激しく抱かれながら私は一筋の涙を流した。
< 1 / 29 >
メニュー