妄想彼女のメガネ王子
もう1人は、メガネをかけていて、身長が高く、見るからにひ弱そうで、頼りにならなさそうな感じだ。

見た目は、おぎや〇ぎのおぎにそっくりで、お世辞にも格好いいとは言えない。
数秒の間に頭の中で、そんな分析をしていると、おぎに似ている方がなんか言っている。

普段、CDプレーヤーなどで、爆音で音楽を聴いている私は、少し耳が遠い。
何て言ってんだろと思いながら、耳をよ~く澄まして、相手の声を聞き取る。
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