君へ-実話をもとにした恋物語-
+*始まり*+
ーーー出会いは小学1年生。
「いってきまぁーっす!!」
椎名杏香[ しいな きょうか ]小学1年生。
慣れないランドセルを背負い勢いよく玄関のドアをあける。そこには眩しいくらいの太陽が私の今日という1日を歓迎しているようだった。
季節は春。
「杏香ぁー!!おべんとーはー?」
エプロン姿のママが淡いピンク色のふろしきで包まれた弁当を手に持ち、心配そうに駆け寄ってきた。
「ああー!わすれるとこだった!!ママありがと!!」
にへら。と私は笑うとまるで学校に吸い込まれていくように、全力で学校まで走った。
小学生になり一ヶ月が過ぎようとしているが私にとっては1日1日が充実しすぎて二ヶ月も三ヶ月もたったかのように感じる。
毎日が楽しすぎて。たくさんの友達ができて。
私にとっては学校は遊園地や動物園と同じくらい楽しいばしょだったのだ。
「いってきまぁーっす!!」
椎名杏香[ しいな きょうか ]小学1年生。
慣れないランドセルを背負い勢いよく玄関のドアをあける。そこには眩しいくらいの太陽が私の今日という1日を歓迎しているようだった。
季節は春。
「杏香ぁー!!おべんとーはー?」
エプロン姿のママが淡いピンク色のふろしきで包まれた弁当を手に持ち、心配そうに駆け寄ってきた。
「ああー!わすれるとこだった!!ママありがと!!」
にへら。と私は笑うとまるで学校に吸い込まれていくように、全力で学校まで走った。
小学生になり一ヶ月が過ぎようとしているが私にとっては1日1日が充実しすぎて二ヶ月も三ヶ月もたったかのように感じる。
毎日が楽しすぎて。たくさんの友達ができて。
私にとっては学校は遊園地や動物園と同じくらい楽しいばしょだったのだ。